『責任を果たす学校』
鹿児島県立高山高等学校 校長 永井英樹
学校は、普通の子供を社会で通用するように土台を作ることが役割です。教育の目的は物知りを作ることではありません。必要なことを教え、大人に育てることが「教育する」ということです。高等学校は社会に出る直近の教育機関です。高山高校は学校の役割を「責任を果たす学校」であることと考えています。預かった生徒を「入ったときより良くして出す」、これが高山高校の基本的なスタンスです。学力は勿論ですが、ものの見方・考え方、問題の処理の仕方を教えることを重視しています。
高山高校は小規模校の良さと理想的な教育環境が自慢です。一学年2学級の普通高校ですが、先生たち一人ひとりが全生徒の顔と名前を知っています。8.8ヘクタールもの広大な敷地と機能的で美しい校舎は短大並みの施設です。
教育が効果を上げるには、学ぶ側の意志・指導者・環境が大切で、中でも指導者は重要です。子供の可能性を見いだし、やる気を引き出し、望ましい方向へ導いていくのは先生です。「教育とは教師である」と言われる所以です。高山高校の先生は子供をよく観察し、個性を見いだし、啓発し、適切な課題を与え、励ましたり叱ったりしながら能力と人格を育てていくプロとしての自覚と行動力のある人材が揃っています。
高山高校の教育は生徒指導を柱としています。学校は安全で安心できる落ち着いた環境が保たれています。先生は生徒にとことん付き合い、組織としてサポートします。高校進学率が97%に達した今日、進学はしたものの学校に合わず、せっかくの可能性が埋もれたままの生徒はたくさんいます。高山高校は、毎日きちんと行きさえすれば「学校に任せておけば大丈夫」と信頼の生まれる学校です。
高山高校は生まれ変わっています。安心して進学し、「自分の未来を開く三年間」に挑戦してください。
